投稿者「葉山どうぶつ病院」のアーカイブ

ヨークシャーテリアの後肢(脛骨腓骨)の複雑骨折の修復

            リウマチ性関節炎でステロイドで長期治療していたヨークシャーテリアが40~50cmの高さからコンクリートの床に落ちて後肢の脛骨の複雑骨折をしてしまいました。特殊なプレートとロッキ … 続きを読む

急性リンパ球性白血病の犬

         7歳のスタンダードプードルが突然の右側鼻孔からの鼻出血で来院。血液検査では血小板6000(正常300000)、総白血球数231880(正常12000)、内リンパ球(左及び中央写真・ほ … 続きを読む

脾臓のマス(塊)病変のあった犬2例

  1例目は8歳のゴールデンレトリーバーで原因不明の体重減少があったため、健康診断を兼ねて検査をしたところ、血液検査で肝酵素の上昇があり、X線検査をしたところ、中腹部にマスがあり、エコー検査の結果、それが脾臓の … 続きを読む

ヨークシャーテリアの橈骨尺骨遠位端骨折

10歳のヨーキーの前足の、人で言えば手首の関節にごく近い部分の骨折でした。関節と骨折端との距離が2~3mm.しかありませんでしたので、金属のプレート(T字型)と螺子を使うことが出来ませんので、髄内ピンを使用して固定し、ギ … 続きを読む

犬の口内の歯肉に多発した線維腫性歯肉腫

10歳の犬の歯肉に複数の腫瘤が見つかり、別の手術で麻酔をかけるので、ついでに切除して、それをバイオプシー(生検) することになった。病理組織検査の結果は線維腫性歯肉腫(周辺性歯原性線維腫とも言う)で良性腫瘍ですが、取り残 … 続きを読む

シュナウザーの消化器型リンパ腫

     9歳のシュナウザーが慢性の血便で来院しました。血液検査、レントゲン検査、便検査、膵炎の検査、超音波検査等を実施した結果、犬特異的リパーゼ活性の数値が200以下が正常のところ1000以上、レントゲンの異 … 続きを読む

ブルドッグの軟口蓋過長症の治療

      短頭種といわれる犬種(ブルドッグ・フレンチブルドッグ・シーズー・ペキニーズ・パグ・狆・ボストンテリア・キャバリアキングチヤールススパニエル・ボクサー・ブリュッセルグリフォンなど)は軟口蓋( … 続きを読む

針状の異物が2本胃壁に刺さっていたフレンチブルドッグ

        4歳のフレンチブルドッグが2日前から嘔吐、今日になって頻回の嘔吐になったという主訴で来院しました。レントゲン検査(上の写真)で胃内に2本の針状の異物が存在することが分かり、1 … 続きを読む

十二指腸の異物による腸閉塞(フレンチブル)

      6歳のフレンチブルドックが4日前から食欲廃絶、嘔吐があるということで来院、レントゲン写真で小腸に異物が見られた。つぶれたボールのように見える(左の写真)。中央の写真は開腹した際の十二指腸、 … 続きを読む

若猫の大腿骨複雑骨折の手術

    5ヶ月の子猫が交通事故に遭い、大腿骨近位の複雑骨折となった。(上のレントゲン写真で大腿骨が4つに分離し骨折している)       左の写真が骨折部分に金属プレートを当ててサイズの調整をしている … 続きを読む