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投稿者「葉山どうぶつ病院」のアーカイブ
当院では10年程前から鍼灸治療をしておりますが、椎間板ヘルニアの症例が最も多く、次が関節炎になるでしょう。 この写真は中年齢のチワワの椎間板ヘルニアで、グレードⅣの後肢の不全麻痺がありました。手術はご希望されなかったので … 続きを読む
高齢になってくると体表に小さなイボができ易くなります。そのほとんどが皮脂腺腫などの良性の腫瘍ですので、細胞診で良性ということが分かれば、皮膚にメスを入れることなく、レーザーで切除し、さらに蒸散させて再発しないように処置で … 続きを読む
肥満傾向のワンちゃんに多い脂肪腫とは、良性の腫瘍ですので、そのまま放っておいてもその腫瘤そのものは大きくなりますが、転移はしませんし、症状もほとんどありません。但し、筋肉の間や腋下、股間などで大きくなると歩行に支障が出て … 続きを読む
腹部の腫瘍から出血をくり返すということで、飼主の方の希望により切除手術を実施した。約20分の手術で終了したが、麻酔の覚醒も早く、とても18歳という高齢には思えない順調な回復をして、その日のうちに帰宅することが出来た。 写 … 続きを読む
犬どうしのケンカによる咬傷で、腋の下の皮膚が裂けてしまった。 咬傷の場合牙が深く入っていたり、噛んで振り回すために周辺組織のダメージが強く、血管の損傷や組織の壊死により、細菌感染を容易に起こしてしまいますので、傷んだ組織 … 続きを読む
雄犬のお腹の中に睾丸が存在する状態のことを腹腔内陰睾と言います。 この状態のままにしておくと中年以降になってから、睾丸の腫瘍になる確率がかなり高くなります。中には悪性腫瘍になるものも多く、命に関わるものもあります。 写真 … 続きを読む
ワンちゃんの慢性の嘔吐や下痢の診断に内視鏡検査が必要になることがあります。 写真は左から十二指腸、空腸近位と遠位。 どれも腸粘膜のかなりの異常があるように見られますが、バイオプシーによる病理組織検査の結果、リンパ球浸潤が … 続きを読む
小型犬に多い膝蓋骨脱臼ですが、グレードの低いもので、症状がまったくないものは手術の必要がありません。 痛みによる跛行などの症状があって、将来関節炎などによる合併症が出て歩くことが出来なくなる可能性があるものについては、や … 続きを読む
発熱と下痢が続いた雑種犬に試験開腹を実施し、病理組織検査にて腸間膜リンパ節膿瘍と小腸のリンパ腫の診断が出た。細菌培養感受性試験の結果から2種類の抗生物質とリンパ腫については抗がん剤治療を実施した。現在治療中で下痢の回復が … 続きを読む
1cm程の腫瘤でもそれが悪性腫瘍ならば、周囲2cm以上外側から切除する必要があります。深さにおいても皮下組織の下の筋膜か、更に下の筋層までの切除になります。写真は皮膚の1cm程の肥満細胞腫の切開したところと縫合が終わった … 続きを読む