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投稿者「葉山どうぶつ病院」のアーカイブ
前立腺と尿道に複数の大小の結石が詰まってしまい、排尿困難になって来院しました。すでに重度な腎不全になっていましたので、緊急にまず静脈輸液を始め、閉塞していた結石を全て膀胱に戻してから、膀胱切開により結石を摘出した。 左の … 続きを読む
石を呑んでしまいその後食欲低下と嘔吐が見られた犬の胃切開による摘出手術。 左の写真が胃切開して石を摘出しているところ。右の写真が胃の縫合を終えたところ。
猫の左目の下の頬にできた肥満細胞腫という、いわゆる皮膚癌が最近急に大きくなってきたということで来院した。針生検(ニードルバイオプシー)による細胞診で肥満細胞腫と診断し、飼い主と相談の結果、病理組織検査の目的も兼ね … 続きを読む
血尿の症状が治りにくかった猫で、超音波検査にて膀胱の頭側に腫瘤が見つかり、 尿検査では大きめな上皮系の細胞が多くみられたため、手術による摘出となった。 写真は上段左から超音波検査の写真(分厚くまた突出した膀胱壁)、手術中 … 続きを読む
交配後64日目のポメラニアンでしたが、以前に2回のお産がありましたが、二度とも最初の赤ちゃんが産道に詰まってしまい、死産を経験していたため、今回は体温低下や陣痛もなかったが、胎児が過大児になってきていたため帝王切開をお薦 … 続きを読む
市販のフードを食べていたヨークシャーテリアですが、12歳になって頻尿・血尿の症状が出て、大きめな膀胱結石が発見されました。尿検査でストラバイトという結石であることがわかりました。 治療は食事療法と抗生物質等の数ヶ月かけて … 続きを読む
臍ヘルニアは先天的な疾患で、遺伝性です。 ヘルニア部分(ヘルニア輪)の大きさは様々で、ヘルニアの内容は通常腸間膜や脂肪ですが、大きなめなヘルニア輪ですと、そこから腸管が出てきてしまい、血行障害で腸管壊死をし … 続きを読む
以前から血尿が時々あったが、膀胱炎のような頻尿はなかった。レントゲン検査やエコー検査で膀胱内や尿道には異常がなかったが、外陰部からの診察で膣内に腫瘤があり、細胞診で悪性の上皮系腫瘍が疑われた為、腫瘍の摘出手術を行った。術 … 続きを読む
耳血腫は耳の軟骨と皮膚の間に血液様の漿液が溜まって、腫れた状態になりますが、 内科的に薬で治す方法と外科手術による治療があります。内科的に注射や内服で治療した場合は、耳の形がかなり萎縮変形するのを覚悟で実施しなければなり … 続きを読む
左の写真は膣上部の腫れ、中央は切開後の膣内の腫瘤を示す、右はそれを摘出後の状態。この大きな腫瘤も良性の腫瘍でした。