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投稿者「葉山どうぶつ病院」のアーカイブ
数日前から呼吸がおかしかったかもしれないが、昨日から明らかに呼吸が苦しそうということで来院。聴診上、左胸部の心音がかなり聞きとりにくかった為、X線検査を実施したところ、胸骨から心尖部が離れ、胸腔内に無構造のスペースが存在 … 続きを読む
巨大食道症の犬 13歳の犬が「ここ数日吐いていて食欲がない」との主訴で来院しました。 身体検査にて可視粘膜がやや白く、重度の脱水がありました。また、吐き方を見ると嘔吐ではなく吐出(口や食道から … 続きを読む
体表の肩甲部や上腹部や四肢に散在した皮膚病変がここ1ヶ月くらいで急に増大傾向になって来たということで来院。肩甲部の病変は大きな角化物(横軸2cm高さ3センチ)になっており、右胸壁の皮膚病変域は十数センチにわたり、複数個所 … 続きを読む
老年のフェレットが元気消失、慢性嘔吐と下痢を呈していた為、血液ルーチン検査とX線検査・エコー検査を行ったところ、脱水と腎機能低下、低血糖、脾臓の低エコー部の存在などが判明したため、静脈輸液をメインとした治療を実施した後、 … 続きを読む
猫の雄、特に去勢した雄猫に多い尿道塞栓症や尿道結石による尿閉は、今回のように大きい結石がペニスの先端付近に閉塞し、さらに頭側に複数の小さめの結石ががっちり重なって閉塞してしまうと、逆行性に水圧をかけたり、超音波振動を利用 … 続きを読む
肛門周囲腺の腫瘍には腺腫と腺癌があるが、見た目は同じ様でも予後が異なるため、予め細胞診やバイオプシーにより、悪性か良性を鑑別してから手術する。写真上部の2枚は肛門周囲腺癌、下の2枚は肛門周囲腺腫   … 続きを読む
『マスクを食べてしまった』 との主訴で子犬が来院しました。 来院の際に飼い主様にはマスクの残っている部分を持ってきてもらいましたが、半分位は食べてしまっているようでした。 食べてすぐに来院していただいたので、催吐処置を行 … 続きを読む
フクロモモンガの女の子が4-5日前からの下痢とのことで来院されました。 『下痢の直後からおしりを気にしはじめ、あっという間にひと晩でおしりに穴が開いてしまった』とのことでした。 総排泄孔は硬く血行不良を起こし、正常な状態 … 続きを読む
17歳の猫が『3ヶ月前から耳のかさぶたが治らない』との主訴で来院されました。 耳のかさぶたは両耳にありましたが、特に右耳からの出血が多く猫もそこを気にして引っ掻くために出血を繰り返してしまい、エリザベスカラーをして引っ掻 … 続きを読む
8歳の雄のマルチースが膀胱結石を繰り返すため尿道ろう形成術を実施ししたが、X線検査とエコー検査により再度膀胱結石(3mm×4mm)の存在を確認したため、直径3ミリの細径内視鏡にて摘出処置を行なった。