月別アーカイブ: 2016年2月

猫の非再生性の免疫介在性溶血性貧血及び免疫介在性血小板減少症

8歳の日本猫が2か月ほど前から少し元気なく、最近元気食欲なし、粘液性のよだれの症状で来院。身体検査で発熱(39.7℃)粘膜・皮膚の貧血色があった。血液検査(完全血球検査・血液化学検査)でヘマトクリット18.4%で非再生性 … 続きを読む

猫の悪性神経鞘腫

5歳の日本猫の陰唇部に以前から少しずつ大きくなってきた腫瘤が最近目立ってきた。避妊手術と一緒にこの腫瘤を摘出することを希望。手術した後の病理組織検査結果は低悪性度の悪性神経鞘腫。手術マージンには腫瘍細胞は(-)脈管浸潤も … 続きを読む

眼球突出の整復手術

犬同士のケンカ騒ぎでチワワに大型犬がぶつかったか、口が当たったかで眼球が突出してしまったということ。救急で来院し、すぐに整復手術になった。眼球を押し戻しつつ、眼瞼の縁に糸をかけて4糸程縫合し、術後は1週間~2週間で抜糸す … 続きを読む