飼い主が帰宅したら、1歳半の猫の左後肢の跛行に気付き救急病院に連れて行って検査をしてもらったが、原因がはっきりしなかった。当院で再度X線検査をさせて頂いたところ、股関節の大腿骨頭部の成長板骨折(写真①②)をしていることが分かった。手術方法は2つあり、骨頭切除かピンニングによる固定術があるが、飼い主の方はできるだけ正常な機能に戻してあげたいというご希望で、ピンニングによる手術をご希望された。但し、1ヶ月間の術後の安静は徹底する必要がある。特に高いところに飛び乗ったり飛び降りたりは禁忌となる。術中写真③④。術後のX線写真⑤⑥
写真①
写真②
写真③
写真④
写真⑤
写真⑥