肛門の周囲には肛門周囲腺の組織がありますが、そこにできる腫瘍が主に肛門周囲腺腫(良性)と肛門周囲腺癌 (悪性)で、この2つを鑑別するには、針生検による細胞診では難しいため、やはり病理組織検査が必要です。左写真が肛門左上にできた腫瘤、右は切除後。病理組織検査の結果、肛門周囲腺癌でした。大きな腫瘍の場合、切除後に肛門の機能が落ちて、排便障害を起こすこともありますが、今回は肛門括約筋の損傷が最小限で済んだため、機能障害は起こらなかった。見た目ではやはり、良性か悪性かを判断するのは難しい。 |
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