18歳の猫の後肢(腓骨・脛骨)の骨折整復手術(Dr.長澤)

18歳の日本猫が原因が分からないが、帰宅したら後ろ足がおかしくなって立てない状況だった。病院で検査した結果脛骨と腓骨の完全骨折だった。軽度の慢性腎不全があり、骨密度は低く皮質骨も菲薄な為、軽い外傷でも骨折する可能性はあった。整復手術はロッキングプレートでしっかり固定することにした。それでも高齢な為、ソフトな外固定も併用した。また骨癒合にも通常より時間がかかるのと、その分合併症も起こりうるため、慎重な管理と術後の長期の安静が必要と思われるが、ある程度の運動も必要なので、無理のないリハビリ運動をさせて頂くことになった。

 

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