タオルの誤食(異嗜)により腸閉塞を発症した雑種犬

中年を過ぎた雑種犬がバスタオルを引きちぎって、飲み込んでしまい3日後に食欲廃絶、嘔吐、下痢の症状が出現し、来院した。単純及びバリウム造影によるレントゲン検査で胃内及び十二指腸にタオルと思われるものが存在。急遽手術となった。先ずは胃切開により、胃内にあったこぶ状のタオルを切り取ることで、十二指腸側に引きずり込ませた。次に十二指腸の中間部分でさらに切開を加え、そこから前後に停滞していたひも状タオルを引きずり出すことで、全てが摘出できた。

 

コメントは停止中です。