他の犬同士のケンカで片側の脱臼がおこり、脱臼の非観血的整復を実施し、バンデージで固定していた際に、ちょっとしたアクシデントで反体側の股関節も脱臼してしまったと言うもので、もともと脱臼をし易い構造をしていたと考えられます。上の写真は股関節で大腿骨の両側の骨頭が上に変移しているレントゲン写真。 上の左の写真は大腿骨の骨頭部を露出した所、右はストライカー社のCOREという電動の骨鋸で骨頭部を切断している写真。
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術後の写真で、関節と大腿骨の近位(骨頭の切除した部分)が離れて接点が無いことに注目。 |