ヨークシャーテリアの後肢(脛骨腓骨)の複雑骨折の修復

     
 

 

 

リウマチ性関節炎でステロイドで長期治療していたヨークシャーテリアが40~50cmの高さからコンクリートの床に落ちて後肢の脛骨の複雑骨折をしてしまいました。特殊なプレートとロッキングネイルを使用した骨折の修復術で何とか正常に近い位置に修復できました。ただしステロイドを長期投与していた為、治癒がかなり遅延することと、骨折片が小さすぎてすべて骨ネジで止めることは不可能だったことから、骨の癒合がかなり遅延することが想定される為、術後の安静や突発的な強い衝撃を与えないよう充分な注意が必要です。

 

 

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