本日8月31日(日)、当院にて動物のシニア相談会を開催しました。初めての試みでしたが、以外に相談会の希望者多く、少人数での座談会形式で実施したかったので、10人までとさせて頂きましたが、結局11月開催の分まで埋まってしまうという大盛況の状態でした。本日は10名の参加者を対象に質問を受けましたが、まずは一般的な老齢動物の老化についての説明をさせていただきました。老化の定義から始まり、老化のサインとその症状の一つ一つについての注意点、認知症による行動変化などについてのお話を致しました。その後前もってファックスなどで質問を頂いていた内容について一人づつお答えいたしました。質問内容は夜鳴きについてや他人や他犬に吠え付く、尿のお漏らし、食事についてなどが多かったのですが、意外に単純な問題行動ではなく、内科的、整形外科的な疾患、泌尿器疾患あるいは眼科疾患などが原因していたことがあったりで、単純な痴呆(認知症)ではないものが多かった。
原則として毎月1回、月の最終日曜日にこのシニア相談会を実施していきますので、ご希望の方は当院にご連絡下さい。
会場風景の写真ですが、皆さんの掲載のご承諾を得ていなかったので、私と佐久本先生だけが移っているものを出させて頂きました。