昨日東京で日米協会主催の宇宙飛行士、山崎直子さんの講演会に出席した。ISS(国際宇宙ステーション)の国際協力の重要性やISECG(国際宇宙探査協働グループ)という国際協定の基に開発や探査を行っていることなどのお話しから、国際宇宙テーションの高度が約400kmというのが丁度東京~京都間の距離で、月までの距離の千分の一にすぎないということ、さらには将来アメリカと日本をロケットで行くとすると2時間で行けるようになるそうだ。また宇宙ステーションは90分で地球を一周しているそうで、45分ごとに昼間と夜が来る。したがってステーション内の標準時間はグリニッジの標準時間を使い6時起床10時就寝としているそうだ。面白かったのは宇宙飛行士の給料がJAXAに所属しているため国家公務員の給料で宇宙飛行をしてくると、出張費として加算されるだけで、高額な金額が出るわけではありませんとのこと。宇宙ステーションから山崎さんが撮影した地球の写真をいくつか載せておきます。夜の電気の光が日本列島を形造っているのがとてもきれいだった。