26日(日)の午後第2回目のグリーフケアのスタッフセミナーを開催した。今回のセミナーで印象的だった内容は、いつでも私たちは医療者と飼い主さんの関係だけではなく、ペットも常に関わっていることを忘れてはならないという事です。つまり医療者の表情や行動がペットの心理に大きく影響するので、必要以上の恐怖感を与えないよう注意し、ペットの表情や行動が落ち着いていて安全に治療を受けられると、飼い主の方も安心して信頼してくれることになるので、ペットを中心に考えたコミュニケーションをとることが大切だという事なのです。 ペットは人と人の間で送られているメッセージが言語ではなく、100%表情や声のトーンでペットに伝わっており、それがメッセージになっているのです。 何となくわかるような気がしませんか? 私たちはこのことを理解して、動物や飼い主の皆さんに、より優しく丁寧に接して、言葉ではない純粋な愛情や思いやりをメッセージしていけるよう努力していきたいと思っております。
(上の写真)右端が講師の阿部美奈子先生 (下の写真)左端が講師の阿部美奈子先生