9月3日(日):恒例のバーベキューパーティ。今回は台風の影響で猿島での開催ができなくなり、海の公園で行った。日曜とあって、かなりの人出でにぎやかな雰囲気の中で楽しみました。今回は食べて飲んで、その後昼寝する人もいれば、喋り通しの女性スタッフもいたり、私と安先生は午後は釣りに没頭して、数匹の雑魚が釣れたくらいですが、いつに無くのんびりしました。
9月13日(水):日米協会主催のハガティ駐日大使の歓迎昼食会がホテルオークラで開催された。家内と私たちのテーブルに友人や知り合いの方以外に4人の方が同席されて、お互いに名刺交換をして自己紹介したが、企業のトップで大学の客員教授の方やソリューション事業やITコンサルトの方も多かった。森ビルの役員の方もある方からご紹介された。多方面の職業の方達とお会いできるのが、この協会の魅力でもあるかと思います。写真上はビル・ハガティ駐日大使夫妻と藤崎一郎会長夫妻、下は歓迎ランチパーティー当日のハガティ駐日大使のご挨拶
9月14日(木):午後から第6回グリーフケア院内セミナーを阿部美奈子先生により講義をしていただいた。いよいよ各論に入って動物のターミナルケアと良い看取りというタイトルで始まった。しかし何より大切なのはペットのグリーフケアであり、飼い主やご家族と医療関係者との信頼関係にあることがこれまた大切なことであることを再認識させられた。つまりペットのことをご家族の方達と一緒に考えていくことによって、ペットが心身ともに一番ストレスのない状況にしてあげられる、そのことが大切なのです。
9月15日(金)~17日(日):日本臨床獣医学フォーラムの年次大会がホテルニューオータニで開催された。今年は「One Health」というタイトルの大会でしたので、少し意識して、人と動物の共通感染症などのレクチャーを受けてみた。ヒトと動物の薬剤耐性菌の問題についてや共通感染症であるレプトスピラ症(毎年平均20人の方が感染)やクリプトコックス症についてなどいずれも深刻な問題になってきていることに気づかされた。また当院は統合医療を実施しているが、米国のトップホリスティックの獣医師Dr.Martyの講義を聴くことができた。2時間20分のセミナーだったが、実際の症例を検討しながらのサプリメントなどの上手な使い方を示していただいたので、とても参考になった。また特殊な皮膚疾患として皮膚の薬物有害反応というのがあるが、かなり重症になるものがあるようなので、とても勉強になった。他にも自分で興味のあるレクチャーを複数受講してきた。
9月18日(月・祝):国際ロータリークラブ第2780地区の地区大会が相模女子大学グリーンホールにて開催された。特に印象に残ったのが特別講演でのジュディ・オングさんのお話だった。タイトルは「輝いて生きる」でした。彼女は歌手であり女優・木版画家でもあるそうだが、台湾・香港のチャリティーイベントで東北の大震災の義援金募ったり、歌で結ぶ絆の会で南三陸を訪問したり、ロータリーではポリオ撲滅大使として活躍している。その他にワールドビジョン・ジャパン親善大使や介助犬サポート大使までも務めていらっしゃる方でした。お話がご自分のヒット曲「魅せられて」に関連した裏話からテレビや映画でのお仕事での楽しいエピソードやポリオの現状、さらに介護犬の役割と必要性について分かりやすくお話しいただき、ホロッとしたり笑ったり,感動したり、とても良いお話をきかせて頂きました。
9月24日(日):第18回飼い主様向けセミナー「ワンちゃんネコちゃんの痛みに気づけるように」というタイトルで当院の麻酔科担当の安亮磨獣医師が講師として開催した。今回はグループワークを取り入れたとても有意義なセミナーとなった。 このセミナーの趣旨は、動物には痛みを伴っていてもはっきりした症状を示していないように見えますが、よく観察すると実は痛みがあることを表情として現わしているんだということに気づいていただくことが目的でした。今回もセミナー終了後アンケートを書いていただきましたが、いつもとても有意義なセミナーを聴かせていただき毎回楽しみにしていますというご意見が数件あり、とてもありがたいことだと思いますし、我々の今後のセミナーの実施に際してとても励みになります。いつも熱心に聴いていただき感謝いたしております。下はセミナー中のグループワーク中のスナップ写真です。