JAHA国際セミナー「重症救急患者を診るときのコツ」に参加(安)

2月3日(日)~4日(月)の2日間、米国獣医救急集中治療専門医の上田 悠先生の「重症救急患者を診るときのコツ」セミナーに参加してきた

 

『命を救うために、1秒も無駄にできない緊急初期治療。』

 

蘇生と安定化という目標を達成するために、迅速にどの検査を行い、診断に基づきどの治療をおこなうのか。

そして動物救急医療は、獣医師としての知識や経験が強く問われるものである。

 

今回のセミナーでは、

・身体検査でどこまでわかるのか

・短時間の超音波検査のコツ(AFAST/TFAST/POCUS)

・救急時の血液検査の解釈(血液ガスを中心に)

・救急医療から中長期集中医療に移る時のポイント

などを実際の症例のデータや新しい論文情報を用いながら上田先生がとてもわかりやすく解説してくださった。

 

救急時ほどチームワークがものをいう現場はないため、私たちの病院でももっとスタッフ間の救急医療に対する共通認識を強くしていきたい、と感じた。