28日(火)10:00~鎌倉市山崎浄化センターにて総合防災訓練が行なわれました。今回の訓練では初めて湘南獣医師会(鎌倉・逗子・葉山の獣医師)が参加し、ペット同伴避難者対応訓練を実施することになりました。ペット同伴避難者役は鎌倉市在住の方達で今回は小型犬から大型犬まで8頭のワンちゃん達の飼い主の方が代表で参加していただきました。
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下の写真はその他の主な訓練の様子で、救出・救助訓練、消火訓練、炊き出し訓練、ヘリコプターによる孤立住民救助訓練、災害対策本部長(松尾市長)のご挨拶など。
湘南の地域はペットの飼育率が非常に高く、災害時のペット同伴避難者やはぐれたペット達の収容などの対策が急務だと思います。鎌倉市がまず初めにその必要性に理解を示し、今回の防災訓練のペット同伴避難者対応訓練の実施になった訳ですから、是非、逗子市や葉山町もこうした対策にもっと積極的になっていただけると、いざという災害時にペットの飼い主と動物が不幸な事態になることが防げると思います。我々湘南獣医師会は以前から災害時の動物の保護収容と飼い主の捜索等について検討してきましたが、現在ではさらにマイクロチップの埋め込みを実施することの必要性を公表し、各病院で推進しています。 マイクロチップを皮下に埋め込んでおきますと迷子や災害時の混乱の中でも、マイクロチップリーダーの読み取りにより、確実にペットと飼い主を結びつけることができます。この小さなチップは特殊な注射器で瞬時に簡単に皮下に注入できます。詳細は動物病院に聞いてみてください。 |