JAHAのWEBセミナー「幸せな組織をつくる幸せの4因子」【講師】前野 隆司 先生 (慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授・慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長 )を受講した。前野先生は分かりやすいいくつもの実例を交えてお話頂き、とても分かりやすかった。内容を要約したものを以下に記載。
幸せに感じるには「やりがい」と「つながり」という言葉がキーワードになる。 幸せの4つの因子とは 1.自己実現と成長(やってみよう因子)、強み、主体性 2.つながりと感謝(ありがとう因子)、利他、思いやり 3.前向きと楽観(何んとかなる因子) 4.独立と自分らしさ(ありのままに因子)自分軸 また新しいエビデンスによる幸せの8つの因子 ①あるがままの受容②自己へのゆるし③思いやりと感謝④生きがい⑤信心と精神性⑥自己内外への意識⑦挑戦と成長への意志⑧他者への寛容と協力
幸せと健康は切り離せないもの、幸せを感じている人はそうでない人より7.5~10年寿命が長いというデータもある。また幸せのUカーブというのがあり、年齢が55歳くらいから上になればなるほど、幸福度が上がることも分かっている。老年的超越とは90~100歳の高齢者の幸福度は極めて高い傾向があることを意味する。