バーベキューパーティー

お盆休みにスタッフの毎年恒例のバーベキューパーティーを横須賀のしおさい公園で行った。先発隊の若手数人が先に材料の買出しとテントの準備などのため早めに病院を出発。その後残って入院動物のお世話と治療を行ない、結局10:40位の出発となった。現地に着いてみるとすべて準備は整っており、丁度お肉を焼きだしたところだったので、ジャストタイミングだったようです。シャンパンで乾杯に始まり、各種焼肉やソーセージ、魚介類まで素材も良く、スタッフ全員がバーベキューを充分堪能できました。おしゃべりしながらビールやワインを楽しむ人もいれば、風通しの良いテントで昼寝をする人もいて、のんびりとした時間が過ごせました。私は岸壁で久しぶりの投げ釣りを1~2時間楽しみました。準備をしてくれたスタッフ、暑い中を汗を拭き拭きバーベキューを調理してくれたスタッフ、皆んなありがとう。お陰で楽しい一日が過ごせました。

スタッフの集合写真

アサヒビールの工場見学とビール園でのバーべキュー大会

8月3日(日)は神奈川県獣医師会の親睦会で神奈川県南足柄市にある緑溢れる広大な敷地にありますアサヒビールの工場見学とアサヒビール園でのバーべキュー(足柄牛肉食べ放題)パーティーがありました。工場見学は簡単なアサヒビール工場の映画による説明があり、その後ビール造りの原料の厳選から、製麦・仕込み・発酵熟成・ろ過・パッケージングまでを実際に稼動している工場内をガラス越しに、案内人の説明を聞きながらの見学をしました。一通りの見学が終わると丁度のどが渇いてきた頃に、ビールの試飲がありました。スーパードライとクリアアサヒ、プレミアムビールの3種類を3杯まで試飲できるということで、ほとんどの皆さんが3種類は飲んでいたようです。次に場所を移してのバーベキューパーティーとなり、家族連れの方やカップルの方や各獣医師会の先生方も和気藹々に楽しんでいらっしゃいました。

アサヒビール工場の施設全景

航空写真によるビール工場の全景

葉山の花火大会

昨日は葉山海岸で花火大会があった。毎年海岸で楽しんでいたが、今回は所用で行かれなかったが、最後のほうになっていたようだが、自宅のベランダから望遠を使って写真を撮ってみた。何とも寂しげであり、逆に格調高い花火にも感じられた葉山の花火だった。

 

出雲大社を参拝してきました。

先週2日間の休暇をいただき、島根県の出雲大社に参拝に行ってきた。2人の娘達の縁結びと我々夫婦にとっても、色々な方達との縁を大切にしたいという思いで、参拝に行ってきた。やはり出雲大社に到着して二の鳥居から参道を入った途端、何か凛として、しかも心から込み上げて来るような何かを感じながら、本殿のほうに向かった。途中、大国主命とウサギの銅像があったり、幸魂奇魂(さきみたま・くしみたま)の”おかげ”をいただいてムスビの大神になられた様を銅像にしたものなどがあって、感動しながら、本殿に到着し、厳かにお参りをして参りました。その他に日御碕灯台と稲佐の浜(須佐之男命と大国主之命がそこで始めて対面した場所)、さらに足を伸ばして八重垣神社(日本で初めて結婚された須佐之男命と稲田姫命の夫妻の御祭神。稲田姫が鏡として使ったという鏡の池で縁占いができる)や日本庭園11年連続第一位を誇る足立美術館、さらに松江城の天守閣に行き、最後は帰りの飛行機の時間まで出雲キルト美術館を廻ってゆったりとした時間を過ごしてきた。

 

 

 

 

 

 

WJVF(西日本獣医学フォーラム)の年次大会出席

12日と13日の2日間大阪で開催されたWJVFの第5回大会に出席してきた。ここでの成果は癌患者さんには副作用の少ない治療法の1つ分子標的薬についてのアップデートな内容と使い方までを理解できた。しかし実際の癌患者さんにに応用できるものが、限られてしまうことがわかり、少々期待はずれの感があった。また最近難治性の免疫介在性疾患で大変苦労した経験があったので、免疫介在性疾患の全てについてを朝から夕方までシリーズで勉強したが、この疾患の診断治療はそれぞれの患者さんの基礎疾患や免疫応答の仕方で皆異なってくるため、その都度患者さんを評価してその状況による判断が必要になることを再度認識した。その他色々な軟部外科のコツをその専門医の先生方よりご教授いただき、大変参考になった。

 

日本獣医がん学会に出席

今回は本日1日だけの出席になったが、高分化型リンパ腫と慢性リンパ球性白血病の診断と治療に関して、病理医による細胞診や病理組織学的診断、さらにはエコー検査等の画像診断や内視鏡生検そしてリンパ節・皮膚・腸管の生検について、最後は高分化型リンパ腫とCLLの治療についてのガイドラインや各種抗癌剤の効果や使用のタイミングなど、総合的に勉強が出来た。新しい治験もいくつか学べて有意義な1日だった。

 

学会・セミナーシーズン

このところ毎年のことではあるが、学会やセミナーのシーズンになってきた。今回はJAHA(日本動物病院協会)主催の国際セミナーDr上地正美の循環器疾患についての稟告・問診のコツや身体検査から始まり、心臓病の各種検査・診断そして各種心臓病の内科治療と外科治療についても上地先生の実施している最新の生体内組織形成技術によるバイオバルブを応用した手術まで、幅広い心疾患の治療法を学ぶことが出来た。

今日と明日は日本獣医がん学会が開催されるが、滝沢先生が2日間出席、私は日曜日のみ出席の予定だ。その後12日・13日は大阪でWJVF(西日本獣医学フォーラム)と続く。この間、患者様の皆様にご不便をおかけし、心苦しく思っている。しかし新しい知識や技術を患者さんに還元すべく努力していることはご理解願いたい。

 

「軟部組織外科学」国際セミナーに出席

6月13日~15日の3日間軟部組織外科学のセミナーに参加してきました。アメリカオクラホマ州立大学の教授で米国獣医外科学会認定専門医でもあります。内容は胃・小腸・大腸の手術から横隔膜・肝外胆道手術、さらに口蓋裂・唾液腺嚢腫、短頭種上部気道症候群の手術など多岐に渡った内容でした。ほとんどが私にとっては復習になった内容でしたが、それぞれの手術の注意点や術前術後の処置などは役に立ったところが多かった。

当院の最長老犬ゴロウ君逝く。

17年前、1歳位で当院に捨て犬で保護され、今までスタッフたちのペットとして育てられてきました。名前はゴロウといって、1年半位前に健康診断をしたら肝臓に肝細胞癌という腫瘍が見つかりました。数日前まで全く元気に過ごしていましたが、食欲がやや低下し1日前まで食べていたのですが、朝になって急に亡くなってしまいました。穏かな最期でした。若い頃から世話をしていた旧姓平林先生からも徳島からお花が贈られてきました。若い頃は輸血のドナーとなってもらい、調べてみましたら生涯で35回の献血をしてもらっていました。ゴロウはそれだけ多くのワンちゃんの命を救ってきたということです。本当にありがとう。

愛犬の難病のため安楽死まで考えた飼い主に救いの手

日本動物高度医療センターに骨折の為、生後3ヶ月のフレンチブルドックが受診し、骨折の整復手術を受けたのが、2年前。その際に精密検査をしたら、骨形成不全症という診断が下った。この病気は骨そのものが、大変脆弱で普通の生活をしていても何かのきっかけですぐに骨折をしてしまう難病で、その後現在までに3回の骨折を繰り返し、今回4回目の骨折の手術となりましたが、今までの手術費用だけでも数百万円かかっており、今回を含め今後の手術費用はとても難しいということで、安楽死をせざるを得ない状況にまでなってしまった。そこで日本動物高度医療センターの整形外科担当医であり、当院の整形外科専任獣医師でもある長澤獣医師からの提案で今回の手術を当院で治療して差し上げ、費用に関しても原価のみとして実施をすることとした。そしてその後の治療に関しては日本大学付属動物病院の整形外科の研究用治験例として対応して頂けることになり、この子も術後に根本治療ができることになったため、これからも末永く飼い主と生涯生活を共にすることが出来るようになりました。これも長澤獣医師が一心にこの子を助けてあげたいという気持ちで努力をした賜物だと思いました。