昨日6日(日)伊勢原市のFORUM246にて当院の村上昭弘獣医師が症例発表を行った。タイトルは「異なった臨床経過をたどった原発性上皮小体機能亢進症の犬の2例」でどちらも高Ca血症を伴った犬だが、臨床症状や血液および血液化学検査、内分泌検査だけではこの病気を診断するのが難しく、頸部の詳細な画像診断やヒトで応用されている血清活性型ビタミンD濃度の測定などを組み合わせながら総合的に判断する必要があるということを発表した。このことはかなり画期的な内容でこれからの原発性上皮小体機能亢進症の診断にかなり役立つものであり、大学の研究者たちに高い評価をいただいた。
下の写真は村上昭弘獣医師の発表現場のスナップです。