JAHA国際セミナー「難解な猫の整形外科疾患」3日間を聴講

11月30日から12月2日までの3日間、JAHA国際セミナーDr.Sorrel Langley-Hobbs(ブリストル大学・小動物整形外科教授)による「難解な猫の整形外科疾患」(原因追求から治療まで徹底解説)というタイトルでセミナーが行われた。猫の整形外科疾患は犬とはかなり異なる解剖学的・生理学的な違いがあるため、手術に関しても犬に使用していた器具や方法が使えないことが多い。また、術後の合併症まで犬とは違っており、その予防法や対処法について分かり易く解説して頂いた。特に猫の各関節疾患(顎関節・肘関節・膝関節・足根関節etc)の診断治療、更には免疫介在性疾患と関節疾患、腫瘍疾患、中枢神経疾患と跛行の関係など、とても多岐にわたる関節疾患を勉強してきた。(院長)