この時期の熱中症にご注意下さい。

本日夕方ワンちゃん(ヨークシャーテリア)が救急で運び込まれました。体温41.6℃と高熱で、呼吸速迫、太っていたため舌はチアノーゼ色でした。すぐに氷水で体を冷やし、39.5℃位になったところでICUに入り、輸液(点滴)をして、その後無事に帰りました。毎年この連休中に1~2件の熱中症の患者さんが来院します。この時期は皆さん油断してしまう為のようです。今日は日中の気温が26℃くらいになりましたが、真夏の30~35℃とは違い、風がやや涼しく感じられましたので、冷房を入れていたとはいえ、車の中の気温が以外に高くなっていることに気付かなかったのでしょう。昨年のビーグルもそうでしたが、車の窓を開けて1時間くらい中に置いていったら、呼吸困難でぐったりしていたというものです。

この時期は油断禁物です。小型犬や短頭種、太ったワンちゃんなどは特に注意してください。