猫さんを何処かに連れて行く場合、皆さんはどのようにして連れて行きますか? 特に病院に連れて行く場合など、苦労していませんか? まずは猫さんを入れるキャリーケースの大切な条件を以下に挙げてみます。 ①ケージのドアは出し入れし易いような大き目のもの ②猫さんに合ったサイズのケージ、つまり大きすぎないでぴったりサイズのもの ③天井(ルーフドア)の開閉が可能で上からも出し入れができるタイプ ④猫さんがドアを開けても自分から出てこない時に便利なケージ全体の上半分が取り外しができるもの ⑤ケージ内には乾いて快適でしかも慣れた敷物(タオルやブランケット)を入れて連れて行く。できればフェリウェイ(病院で扱っています)という母猫のフェロモンのスプレーを出かける30分以上前に敷物に噴霧しておくと、精神が落ち着いた状態になります。 以上の条件を満たしたキャリーをペットショップやネットなどでご購入されることをお薦め致します。一例を下の写真に挙げてみます。
そして特に大切なことは、そのキャリーに慣れさせるということです。そのためには家の中のいつもご自分の猫さんが生活している部屋にドアをオープンして置いておき、自由に出入りがでるようにしてあげる。その中で食事をしたり、寝たりできるようになれば病院に連れて行く際にも、スムーズにキャリーに入れることができるのです。