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ワンちゃん、ネコちゃんの歯にやさしい液体歯磨きリーバⅢ!
前回紹介したプロバイオK12と同様に、歯磨きがむずかしい、または、歯周病や歯槽膿漏になってしまった、口臭が気になるなどの症状があるワンちゃん・猫ちゃんにお奨めです。
1日1回から2回スプレーをすることで口腔内生理環境が整えられます。
年齢的に麻酔をかけて歯石をとることが難しい、または麻酔に対する不安がある方は、
プロバイオK12とあわせて是非使用してみてください!!
また、価格が今までよりもお求め安くなりました!
詳細については院内のポスターまたはスタッフにお尋ねください。
前回のプロバイオK12について、下記のアドレスで閲覧することができます。
フィラリアの予防時期は東京を中心とした全国平均では5月から11月となっていますが、平均気温15℃になると、蚊が吸血しだすという事実があります。そして湘南地方の平均気温はその年毎で多少の違いはあっても、3月下旬から平均気温が15℃を超えてきます。そのためこの地域で完全な予防をするためには、4月頃から予防を始める必要があります。
フィラリアの生活環からすると、蚊に吸血されて体内に入ってきたミクロフィラリア(子虫)は約2~3ヶ月後位で感染子虫になります。この感染子虫を殺すのがフィラリアの予防薬なのです。したがって蚊の吸血が始まる時期から内服を始め、蚊の吸血が終わってから2~3ヶ月後の時期まで確実にフィラリアの予防薬を飲ませず、早めに中止してしまうと、感染が成立してしまうことになるのです。
結論・・・・・温暖な湘南地方は毎年4月~12月まで毎月1回内服させることで、完璧に予防が 出来ます。
フィラリア予防をまだ始めていらっしゃらない方はお早めに血液検査と予防薬をスタートしましょう。
当院では「お口の菌バランス調整」という日々の習慣の大切さを皆様にお伝えしています。動物は「舐める」、「臭いを嗅ぐ」などの行動により、人間ではありえない程過酷な口内環境の変化が起きています。ですから菌バランス調整を一時で終わらせず、習慣にしていくことが大切なのです。お口の健康は全身の健康への源です。
抗生物質などによる殺菌で一番懸念しなければならないことは、抗生剤の効かない耐性菌をつくるリスクです。またお口や体内で良い働きをしてくれる善玉菌も一緒に無くしてしまいます。プロバイオティクスは善玉菌優位の環境を作ることで、健康を維持し、耐性菌のリスクも極めて少ないやさしい方法です。抗生物質との併用も優れた活用方法ともいえます。
善玉菌のバランスを調整し、健康を維持するプロバイオティクスが口腔内でも行なえるようになりました。口腔内から発見されたプロバイオK12が口腔内の善玉菌のバランス調整をして歯槽膿漏の予防や口臭の改善、また消化器系のバランスを整えることで全身への病気発生の予防効果が期待されます。
歯磨きがむずかしい、歯周病や歯槽膿漏になってしまった、口臭が気になるなどの症状があるワンちゃん・猫ちゃんにお奨めです。詳しくは当院の医員にお尋ね下さい。
最近ダニが媒介するウイルスによって「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という病気によって2月に広島で日本では4人目の死亡例があったばかりです。動物では犬バベシア症や人間にも影響する猫ヘモバルトネラ症、ライム病などがあげられますが、ダニの発生のピークが春と秋とはいわれていますが、年間を通じたマダニ対策が大切です。
ノミが動物に及ぼす病気は典型的なのはノミアレルギー性皮膚炎で、とにかく激しい痒みや湿疹、脱毛などが主な症状ですが、一度この状態になるとその後はこの僅か1匹2匹の寄生でも皮膚炎に悩まされます。また瓜実条虫という寄生虫を媒介します。ペットのノミは人間にも影響があり、ノミ刺咬症はもちろん、猫ひっかき病の病原体を媒介します。
室内で飼われているペットにもノミの寄生は起こり得ます。近所の公園を散歩させただけで、ノミが寄生してしまうこともありますし、人間が外から持ち帰ってしまうこともあります。
ノミやマダニの駆虫はスポットオンタイプ(液体を肩の辺りにたらす)や錠剤の内服によるものがありますので、やり易い方法を選んでご使用下さい。出来るだけ早い時期にスタートしましょう!
毎年恒例の不妊・去勢手術の推進月間は今年は1月4日から2月末日まで実施されます。この期間中ですと、手術費用全体(検査・前投薬・導入麻酔・全身麻酔・手術・静脈留置・点滴・抗生剤・鎮痛剤・入院等にかかる料金)の10%がサービスになりますので、この機会をお見逃しなく。
なぜ不妊去勢手術が必要か?
・望まれない妊娠の防止
・性ホルモン関連の生殖器および関連疾患の予防
・性ホルモン関連の問題行動も抑制
・精神的な安定-最良の伴侶どうぶつ
医学的理由
・乳腺腫瘍の予防
・子宮蓄膿症の予防
・精巣腫瘍の予防
・前立腺肥大の予防
犬の乳腺腫瘍
不妊手術による予防効果
初回発情前 99.5%
1回発情後 92%
2回発情後 74%
2.5歳以降
悪性の癌に対しては効果なし
良性腫瘍は予防できる
猫の乳腺腫瘍
不妊手術による予防効果
6 カ月齢まで 91%
7-12カ月齢 86%
13-24カ月齢 11%
>24カ月齢 0%
行動学的理由
雄犬(テストステロンの影響)
徘徊(他人への迷惑,交通事故)
他の犬への攻撃性(発情中雌犬がいる場合)
性的不満足(人,どうぶつへのマウンティング)
恋煩い(食欲不振,体重減少,落ち着きのなさ
雄猫(テストステロンの影響)
遠方まで行って帰らない
他の雄猫との喧嘩
鳴き声
スプレイ
雌犬(エストロジェンとプロジェステロンの影響)
発情期周辺での気分不安定
怒りやすく咬みやすい
発情期の出血
偽妊娠による巣作り行動
偽妊娠による乳汁分泌
乳腺炎の危険性
雌猫(エストロジェンとプロジェステロンの影響)
激しい鳴き声
気が狂ったと思うような異常なすりつきなど
偽妊娠の発生
雄を求めて外出
このような理由で全体の平均寿命が不妊去勢手術をした方がしないよりも2年ほど延びるとも言われています。